私は子どもの頃から漫画を読むのが大好きで、よく漫画絵をらくがきしていました。お話を作るのも好きだったので、小学校低学年のころにはストーリーのある漫画の真似ごとのようなものを描いて、遊んでいました。 最初、鉛筆だけでノートに描いていたのが、そのうち原稿用紙やペンというものがあるのを知って、それらを買ってきて使うようになりました。そうして完成させた作品を、中学生の時に雑誌の漫画募集のコーナーに投稿しました。何度か投稿した末に、高校一年生のときにデビューに値する賞を頂いて、プロになることが決まったのです。 はじめから、「どうしても漫画家になりたい!」と考えていたかというと、そうではありませんでした。漫画家になれたらいいなあと憧れはありましたが、絶対になる、と思ってはいなかったのです。当時はまだ、自分の可能性というものがどこかに向かって伸びているのか、そんなにちゃんとは判断できませんでした。 自分の将来についてまだ深く考えてはいませんでしたし、また(1)小説家や童話作家になりたいと思ったこともありましたし、アイドル歌手のようにテレビに出たいねと、友だちと歌や踊りを練習したこともあります。映画監督にもカメラマンにも、デザイナーにもなってみたいと思ったのです。 Question 1 この文章の内容と違っているのはどれか。 Question 2 この人が漫画家になるスタートになったできごとはどれか。 1.テレビに出るために歌や踊りを練習したこと。2.憧れていた漫画家に、「あなたならきっとなれる」とほめられたこと。3.初めて漫画募集コーナーに投稿した時に、大きな賞をもらったこと。4.雑誌の漫画募集コーナーに何回も投稿して、高校の時に大きな賞をもらったこと。 Question 3 この人について、正しいのはどれか。 Question 4: (1)に入る文はどれか。 1.漫画家以外のいろんなものにも憧れていました。2.早く自分の将来を決めたいと思っていました。3.私の仕事について、親に相談しなければなりませんでした。4.漫画家以外の仕事については何も知りませんでした。
Reading Passage 1 日本には、 12月の終わりに大掃除をするという習慣があります。 家の中の普段あまり掃除をしない所をきれいにするので す。 12月になると、テレビで掃除用品や洗剤の宣伝をよく見ます。日本に来て最初の年の終わり、 私は大掃除をしませんでした。 誰かが決めた時期に掃除をするというのが嫌だったのです。 けれども、ずっと忙しくて大掃除ができず、 そのまま、 また12月になってしまいました。 [__19 ___]態が続くといつまでた っても掃除をしない所が残ったままだ。」 と思いました。 それで、去年は12月に大掃除をすることにしました。[__20_] 家の中の不要品を全部捨てました。 そして、窓の汚れやキッチンの油汚れをきれいにしました。 換気[__ 21___] …
1 父は最近ゴルフに夢中している。2 弟は買ったばかりのゲームに夢中だ。3 このアニメは今、小学生にとても夢中だ。いつか大きい家を建てるのが私の夢中です。 いつのまにか1 昨日の夜は、テレビを見ながらいつのまにか寝ていた。2 彼と最後に会ったのはいつのまにか、 忘れてしまった。3 その展覧会が始まるのはいつのまにか、知っていますか。4ここにあったお菓子、 いつのまにか全部食べてしまったの? 慌ただしい (あわただしい) Correct Answer: 2. 朝は子供の世話や仕事の準備で、とても慌ただしかった。Explanation: “慌ただしい” means “busy” or “hectic,” often …
近年、日本の大学生や専門学校生の間で「ブラックアルバイト」に関する問題が深刻化しています。ブラックアルバイトとは、学生に過剰な労働を強いるアルバイトのことを指し、労働条件や待遇が非常に悪いことから「ブラック企業」になぞらえて名づけられたものです。この問題は学生の学業や健康に大きな影響を与えており、多くのメディアや教育機関でも取り上げられています。 2023年に行われた全国の大学生を対象とした調査によると、学生の約30%が「ブラックアルバイト」を経験したことがあると回答しています。さらに、20%以上の学生が「現在もブラックアルバイトに従事している」と答えています。この統計は、日本全国の学生にとってブラックアルバイトが決して他人事ではないことを示しており、警戒が必要です。 ブラックアルバイトの特徴 ブラックアルバイトにはいくつかの共通した特徴があります。例えば、長時間労働を強制されたり、シフトの変更を断ることができなかったりする場合が多いです。一般的に、日本の法律では1週間に40時間、1日に8時間以上の労働を超えると「時間外労働」となり、追加の賃金(割増賃金)が支払われるべきとされています。しかし、ブラックアルバイトではこのような法律が無視されることが多く、長時間働いても賃金が増えないケースが報告されています。 また、学生がシフトの変更を申し出た際に、店長や他の社員から「代わりが見つかるまで辞められない」や「急なシフト変更は無理だ」などと圧力をかけられることがあるのもブラックアルバイトの特徴です。ある調査によると、大学生の約25%が「シフトの変更が自由にできない」という経験を持っており、このような圧力によって学業や生活に支障をきたすケースが増加しているのです。 ブラックアルバイトの影響 ブラックアルバイトが学生に与える影響は非常に深刻です。2022年の調査によれば、ブラックアルバイトを経験した学生の約40%が「学業に悪影響を受けた」と回答しています。たとえば、テスト期間中やレポートの提出が近い時期においても、シフトに入るよう強制され、十分な学習時間が確保できなかったとする学生が多く、最悪の場合、単位を落とす原因にもなっています。 また、ブラックアルバイトによる過労やストレスが原因で、学生の約15%が「うつ病や適応障害を経験した」と報告しています。アルバイトは本来、生活費を稼ぐための手段であるはずが、精神的・肉体的に負担がかかりすぎると逆効果になるという事実が浮き彫りになっています。 学生にできる対策 ブラックアルバイトの問題を避けるためには、いくつかのポイントに注意することが重要です。まず、アルバイト先を選ぶ際に求人票やインタビュー時に勤務条件をしっかりと確認しましょう。「シフトの自由度」「労働時間」「賃金の支払い方法」などについて具体的に質問することで、問題のある職場かどうかをある程度見極めることが可能です。 また、働き始めた後に問題が発生した場合は、一人で抱え込まずに、大学のキャリアセンターや労働相談センターに相談することが大切です。日本では、労働基準法がしっかりと整備されており、学生であっても労働者としての権利が守られています。違法な労働条件を強要された場合は、速やかに対処することが求められます。 さらに、2023年には厚生労働省が「学生アルバイトの労働環境改善」を目的とした新しいキャンペーンを開始しました。このキャンペーンは、企業や飲食店のアルバイト求人を厳しくチェックし、学生の労働環境を守るための指導や改善指示を行うものです。政府の積極的な取り組みも進んでいるため、学生自身も労働環境に敏感になり、不正な状況に陥らないようにしましょう。 まとめ ブラックアルバイトは日本の学生にとって大きな問題であり、無視することはできません。調査によると、学生の30%が何らかの形でブラックアルバイトを経験しているという現状は、労働環境の改善が急務であることを物語っています。学生一人ひとりが自身の権利を理解し、適切な対応を取ることで、より良いアルバイト経験が得られるでしょう。 今後も、アルバイトをする際にはその労働条件をしっかりと確認し、無理な働き方を強要されないように注意することが重要です。 list of key vocabulary from the passage:
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